1950年代の《スミス》の腕時計が入荷しています。 ☞スミスの歴史についてはこちら 文字盤上に配された”SMITHS”のブランド名と誇らしげな王冠マーク、そして”DE LUXE”のモデル名。「デラックス」シリーズがおそらくスミスの腕時計の中で最も高い人気を誇るのは、そのデザインの豊富さもさることながら、信頼を寄せられる高い機能性にあるとも言われます。そしてその機能性を支えたのは英国製の自社ムーブメントでありました。 ホーンラグと呼ばれる角に似た力強いラグデザインを持つこちらのケースタイプは、1950年代の前半期に少量生産された稀少なデザイン。正面から見ると薄くデザインされたベゼルは文字盤の存在感を際立たせ、夜光のアラビア全数字インデックスとペンシルハンドのクラシカルなフェイスが強調されています。ハンサムでありつつ、どこか抜けた可愛らしさも感じさせるルックスは、スミスならではの魅力。 ムーブメントはいわゆる”1215(トゥエルブフィフティーン)”の自社ムーブを搭載。優美な流線形のレイアウトや独特の粒金仕上げが美しいムーブメントですが、厚みがあり頑丈なパーツで構成される質実剛健な作りも見逃せません。