1950年代後半に製造された《スミス》の腕時計が入荷しています。 » スミスの歴史について 文字盤上に配された”SMITHS”のブランド名と誇らしげな王冠マーク、そして”DE LUXE”のモデル名。スミスの代表モデルとして名高い「デラックス」。その中でも非常に珍しいのが、こちらの黒文字盤。意外にもデラックスシリーズには黒文字盤のものはごく一部で、過去のカタログを眺めてみてもこの腕時計を含めわずか2つのみ。 やはり目を奪われるのは漆黒のブラックダイヤル。エナメル仕上げにより光沢を放ち、その深い黒が印象的です。夜の湖面を思わせる文字盤に浮かび上がるようなインデックスは、カッパー(銅)カラーを合わせると言う渋い演出も秀逸。よくあるシルバーやゴールドではないカラーチョイスに、スミスの高いデザインセンスが伺えます。 ムーブメントはスミスが誇る英国製ムーブメント、CAL.1215。中でもこちらは耐震装置キフショックを装備するほか、チラネジ不要のスムーステンワが採用された、1950年代後期の機種です。