言わずと知れた名門〈インターナショナル・ウォッチ・カンパニー〉が1930年代に製造した美しい腕時計。 文字盤はややエイジングしつつも綺麗なゴールドを保ったアラビア全数字とリーフハンド、そしてなんといっても一点一点繊細に仕上げられたドットインデックスまでもが、煌めくような美しさをキープした希少な個体。ブルズアイスタイルのツートーンダイヤルが光の加減で変化するコントラストもメリハリがあり、その年代を感じさせるエイジングが景色となって見える様はヴィンテージならでは。 33mmと、この年代のIWCとしてはやや大ぶりなシリンダーケースはノンポリッシュ。特にシャープなラグのシルエットは力強いエッジをキープしており、そのコンディションの良さを物語るディテールです。リューズもオリジナルでしかもグッドコンディションで言うことなし。 ムーブメントは、いわゆるオールド・インター、とりわけ初期のIWCの代名詞として名機の呼び声高いCAL.83を搭載。言わずもがな、美しく優美なブリッジ、コート・ド・ジュネーヴ、面取りはもはや芸術品。 advintageでは滅多に扱わない有名ブランドの腕時計。有名であるが故に有象無象が存在するのもまた有名ブランドの特徴であり、この個体は明らかにそれとは異なる、美しく希少な個体。ある種advintageの理想を体現するアイテム。